この家を建てたとき、
お嬢♀は2歳、
おチビ♂は まだ影も形も・・・
当時、
「まだお子さんが小さいうちは部屋を分けなくても広いままでプレイルームのように使えば?」
との設計士さんの助言の通り何の迷いもなく即決
あれから13年・・
お嬢も思春期を迎えいよいよ部屋を分断するタイミングに
当時、その時がくれば業者さんにお願いしよう、
なーんてお気楽に考えていたがプロに頼むと間違いなく高い。
自分でできないかなぁ、と
Googleさんで調べたところ結構な人がDIYしてる
「コリャ何とかなりそうだ」
(いつものヘンな自信が)
当時中3のお嬢にはだーいぶ長い時間我慢させちゃったが
高校受験も終わったこのタイミングで、やっとこ重い腰を上げて工事着手
イメージを具現化すべく、それっぽく図面化
まずは材料の選定
調達性と値段、加工性が最優先
細かいところは現場合わせだ(←いつもコレ)
・壁材:12mm厚 石膏ボード10枚
本来、壁用は防音効果の高い15mmらしいが、
子供部屋同士なのでコストとハンドリングのし易さから天井材の12mmに決定
・柱材:2X4 SPF材 8feet(2440mm)×11本
いわずと知れたDIYerの強い味方
さて、構造材料は決定したものの
近所のホムセンには欲しい材料がない・・・
少し足を延ばして隣県のホムセンには品物があるのを確認し、
まずは石膏ボードと柱材を購入するべくマイカーで突撃
で、購入したのがコチラ
画像では普通に載ってるが結構パンパン積載
帰宅してヘイコラと現場の2Fへ運搬(汗
さて、いよいよ工事着工
全体の手順は、こうだ
1.2X4材でガクブチを作る(もうボード貼っちゃってます)
ガクブチの中は石膏ボードの寸法で分割し、極力ボードのカットをせずに貼れるよう配置
断腸の思いで床と壁にビスで固定
2.石膏ボードをビス止めしていく
極力カットしないよう配置したがやっぱりカットは発生する
ノコギリで切ると粉まみれ必至なので、
大きめのカッターナイフを何回か通してカット
それでも、それなりに粉が発生するので
掃除機を横に置いて掃除しながらだとキレいなまま作業ができる
3.防音材の貼り付け
ボード片面が貼れたらそのボード裏にニードルフェルトを貼り付ける
これはタッカーというホチキスのようなもので固定
100均のタッカーが秀逸
コレお勧めです
4.続いて反対側にも石膏ボードを貼っていく
これで構造としては完成
5.目地埋め
ビス止めの穴とボードのつなぎ目を平らに埋めて壁紙を貼った時の凸凹をなくす
一度埋めでは乾燥後の収縮でヒケる(凹む)ので二度(or三度)埋めがお勧め
6.壁紙(クロス)を貼る
最近は便利なもんでノリ付きのクロスがweb販売されている
面積を計算してポチっと発注(基本、両面貼るので面積お間違えなく)
クロスには道具一式と作業手順も付属されているのでワラスのようなトーシローでも
まぁソコソコ綺麗に貼れました
画像ではわかりにくいが、
ライトグリーン的な、いわゆるウグイス色w
最後に
あると便利な工具
・電動ドライバドリル
(これがなかったらたぶん無理)
・さげふり
(ガクブチ上下の垂直合わせ)
・金尺
(1m以上のがあるとボード切るとき便利)
今回初めて扱うクロスには少々不安があったが
素人工事にしては満足な仕上がりになった。
(来客から見えるところでもないので)
防音効果については、
もっとコストを掛ければ良いものになったのかもしれないが、
比較のしようもないので、子供たちには「こんなもん」てことで
納得してもらうことにしよう。(今のところ苦情なし)
将来、子供たちが独立してこの家を巣立ったら、
この壁解体して元の広い部屋として使うことにしようか
おわり