先に完成したのもお見せします
はい、コレ↓
<作り方の手順>
1.敷地の寸法を測り、
どこに支柱を立ててどんなものを建立するか考える
(寸法入りの落書きでも十分)
2.水糸、地縄など張ってイメージを膨らませる
3.ここだ、と決めた場所に支柱を立てるための穴を掘る
4.掘った穴にコンクリートブロックを置き、
その穴にパイプを垂直に立てる
5.立てたパイプをモルタルで固定
6.支柱同士をジョイント(継ぎ手)で繫いでいく
7.垂る木を掛ける
8.波板を貼る
9.雨どいをつける
10.完成
では順を追って
1.敷地の寸法を測り、
どこに支柱を立ててどんなものを建立するか考える
(ポンチ絵で十分)
自転車は何台か?
他に置きたいものは何だ?
色んなこと考えながら
現場監督気分でスケール持って測りましょう
我が家には2D CADがありますので、
そちらでサクッとイメージ図を作成してみました
同時に、
どんな構造にするのか?
どんな材料が世に存在しているのか?
買った材料は自家用車で持って帰れるのか?
ホムセンで軽トラは借りれるのか?
何mの材料が必要なのか
ネットで注文するのか?
などなど材料の積算も、この時点でバクっと行うことが大事
2.水糸、地縄など張ってイメージを膨らませる
創造の世界(絵やCAD)だけでなく
実際の現場で糸張ったりして確認を行う
気がつかない出っぱりや避けなければならない構造物など立体的にチェック
何か基準となる構造物からの距離や、平行を常に見ておくと
あちゃーやってもうた!がなくなる(ハズ)
3.ここだ、と決めた場所に支柱を立てるための穴を掘る
これが結構大変
縦穴を掘るというのは
地味に、いや
ド派手に疲れます
ユンボが欲しくなります(爆)
ユンボはさすがに無理なので
我が家ではバールでザクザク掘り起こして、
お椀のようなもので残土を掻き出す方法を取りました
一般的に「穴掘り」といえば
シャベルやスコップで、と思うでしょうが
浅い&広い穴を掘るのには有利ですが、
今回のように、
比較的小さい縦穴を掘るのにはバールとお椀 コレ最強です キッパリ
あまり勢いよくバールを振り下ろすと
場所によっては既設の配管が埋設されているところもあるので注意ください
4.掘った穴にコンクリートブロックを置き、その穴にパイプを垂直に立てる
コンクリブロックでも支柱用の束石でも良いと思います
我が家はコスパ優先でコンクリブロックにしました
@¥200もしませんからねブロック置いて、支柱を立てます
何か他に自立しているものと立てようとしている支柱をバイスなどで仮固定し、
水準器を当てながら垂直になるよう微調整します
5.立てたパイプをモルタルで固定
この作業は結構重要
ここで下手コクと後々修正が効きませんので
パイプの垂直を維持したまま慎重に。
支柱とコンクリブロック、コンクリブロックと地面をモルタルで固定
モルタルとコンクリブロックが馴染むように
予めブッロクを水で濡らしておくとタレェ~とよく馴染みます
水を加えるて混ぜるだけでモルタル(セメント)が作れる
「インスタントセメント」なるものがホムセンに売ってますのでお勧めです
仮固定の状態で一昼夜硬化させます
硬化したのを確認し、埋設しちゃいましょう
土日しか作業できない私のようなリーマンの方は
パイプを立てた状態で次の週末までの数日置くことが多いと思います
その際、パイプ先端にビニール袋か何かで
パイプに雨露が入らないないように養生しておくことお忘れなく。
一回水が入ったら抜けませんのでw
6.支柱同士をジョイントで繫いでいく
単管同士を繫ぐには主に、
「クランプ」と「ジョイント」に分かれます
クランプは工事用
ジョイントは化粧用との認識です
クランプは工事で使われることが多く、
足場を組むなど単管同士をクロスした状態で文字通りクランプするので
金具自体がゴツくて大きいです。(が、安価です)
ジョイントは、
水道パイプの継ぎ手のように、
パイプ先端を継ぎ手に突っ込んでネジを締めて固定するので
見た目がキレいでゴツゴツしません。
我が家の場合、決して人目に触れるところではありませんが
自転車の出し入れで引っかかったりするのがイヤだったので
後者(ジョイント)にしました
ジョイントは色んな種類がありますので、選ぶのもまた楽しいです
また単管パイプは必要な寸法に切断する必要があります
単管パイプの外径はΦ48.6mmですので、その外径が切断できるパイプカッターを用意しましょう
ワリと簡単に切れます。
サンダーでも切れますが、
騒音がひどいので我が家はパイプカッター一択でした
7.垂る木を掛ける
屋根を乗せるための垂る木を渡します
屋根の真下なので直接雨が掛からない(ハズ)なので
安価な45mmの角材に木材用の水性塗料を塗って渡しました
単管への取付はΦ50用のサドルバンドを使用しました
8.波板を貼る
ここまで来るといよいよ全容が見えてきます
先に施工した垂る木に波板を貼ります
波板材質は
ポリカ、塩ビ、トタン 他 など色々あるようで
塩ビも候補に上がりましたが
経年劣化でボロボロバキバキになるようで
耐用年数の長く、耐衝撃性にも優れるポリカ(ブロンズ)に決定
波板取り付けようのビスがありますので、
それでバシバシ止めていきます
手締めではしんどいので電動ドライバがあると楽ちんです
コレ↗はホント買ってよかった
9.雨どいをつける
コレ結構忘れがちです
雨どいが無いと、降った雨が屋根の傾斜を伝ってドバドバ落ちることになります
こちらもホムセンで扱いがありますので、忘れずに施工しましょう
10.完成
我が家、完成してカレコレ2年半が経過しますが特に不具合ありません
自転車を置くだけのつもりが、
車の冬用タイヤを置いてみたり、ちょっとした道具置きになったり、
玉ねぎを吊るしてみたり、と十二分に活用しています
はじめはちょっとハードル高いかな、なんて思いましたが
何とかなるもんです
ご検討中の方、是非TRYしてみてください
おわり